野鳥の巣箱と餌箱設置のヒント
巣箱について
◎身近な種類で巣箱を利用する野鳥は、以下の3種類があげられます。
・シジュウカラ
・ヤマガラ
・スズメ
◎シジュウカラ
シジュウカラは、胸のあたりにネクタイのような模様があり、頭部は黒く頬は白い小鳥です。ほぼ全国に生息し、平地や山林、市街地でも樹木の多い場所でよく見ることができます。種子や果実の他、昆虫類を食べ、通常は数羽から数十羽程度の群れで行動し、3月から7月にかけて単独もしくはつがいで行動し営巣します。巣箱も良く利用する小鳥です。(写真:ウィキペディアより)
◎ ヤマガラ
赤茶色をした小鳥です。北海道ではあまりいない、ほぼ全国で見られ野鳥。秋になるとドングリなどの実を枝の割れ目や朽ち木に蓄える(貯食)面白い習性をもっています。巣箱も良く利用する小鳥です。
(写真:ウィキペディアより)
◎スズメ
もっとも身近な野鳥。ほほ全国に生息しています。主に種子などを好みますが、ヒナには主に昆虫類を与えます。外敵の多いスズメは巣箱を利用する事が多い鳥ですが、警戒心が強く、安全だと思わないと利用しないようです。
(写真:ウィキペディアより)
◎ 設置の時期は、実際に巣作りをする直前では鳥たちが警戒してしまうので、余裕をもって12月から1月頃には設置するのがよいと言われています。
餌台について
◎ 餌台は、自宅にいながら野鳥を間近に観察することができるツールです。野鳥に親しむための1つの方法として楽しむことができます。餌台は、野鳥の食べ物が不足する秋から冬に設置するといいでしょう。餌台にやってくる野鳥は、その土地によって違いますが、巣作りをする鳥以外に、メジロ、ウグイス、ヒヨドリ、ツバメ、モズ、ツグミ、アオジ、コゲラ、エナガなどが使用する可能性がある鳥といえる。
日本野鳥の会では、自然界に食物が豊富な春から夏にかけては、餌台を置くのは控えるように指導しています。
◎ 餌台は、鳥たちの健康のためにも、餌の食べ残しやフン、水が溜まったままにならないよう清潔に管理することをお勧めします。
◎ 餌台に置く餌は、ヒマワリの種や、野鳥のまき餌として売られている、トウモロコシ、マイロ、オーツ、キビ、カナリアシード、小麦、アワ、ヒエ、アルファルファ、グリーンボレー等のミックスなどが代表的です。
マルティホーク プラス(Multiholk Plus)について
◎ マルティホークは餌の多い繁殖期である春から夏にかけては、主に巣箱として使用し、秋から冬にかけては餌箱として使用できるように設計デザインされています。巣の出入り口は約30mm。上記3種類の野鳥に適したサイズになっています。
◎ マルティホークの屋根は、取り外しが容易な2本の金具で留められています。餌箱として使用時は、この金具を外して簡単に掃除することができる設計です。
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